売れない検索キーワード

抽象的で、検索の結果から探すのに手間がかかる検索キーワードは、たとえ上位に表示されても、売上に繋がるケースは滅多にありません。もちろん、まったく売れないというわけではありませんが、このような抽象的な検索キーワードは、古くからホームページを運営している会社が上位に表示されていることが多くあり、意外に検索結果の上位を確保するのにも一苦労かかってしまいます。そのため、労力をかけたのに、販促効果が薄いケースが多くあるので、このような抽象的な検索キーワード はあえてSEOの検索キーワードから除外したほうがいいと言えます。このような抽象的な検索キーワ ードの見極め方は、お客さんの立場になって物事をよく考えてみるところから始まります。自分がお客さんだったらどんなキーワードで調べて物を買うか、そう考えればおのずと抽象的な言葉は、売れる検索キーワードの類から落とされていくと言えるでしょう。

不必要な言葉はバッサリ切り捨てよ

SEO(検索エンジン最適化)に効果的なWebライティングとして、適切な主要キーワードを選ぶのが大切です。選定にあたっては、Google広告のキーワードプランナーなど無料で使えるサイトを有効に使って、十分検討しておくことが必要です。主要なキーワードがいくつか選定されたら、あとはコンテンツ内のWebページに「適度」に配分していきます。どのくらいを適度というかは、難しいところもありますが、調査検証報告されているところでは、キーワード出現率(コンテンツ内の総語数に占める割合)で7%程度と言われています。また、主要キーワードに関連した言葉(共起語など)を盛り込んでいくのも有効です。このような言葉を使う一方で、代名詞(「あれ」「それ」など)のような言葉や、冗長となるセンテンス(「~であろうと思われる」など)の使用は極力控えるよう気を付けながら文章を構成していく必要があります。有効なキーワードや逆に不要と言われる言葉がどの程度含まれているか、キーワード出現率がわかるフリーツール(「ohotuku.jp」 (http://ohotuku.jp/keyword_ratio/)など)を使って、具体的に数値を把握したうえで調整していくことが効果的です。何回か試行錯誤していけば、徐々にSEOにとって効果的な文章が完成されていくでしょう。このような、数値という具体的な指針をもとに調整していくのも大切な事と言えるでしょう。