エンプロイーブランディング

◼︎従業員に光をあてるエンプロイーブランディング

facebookをはじめとしたソーシャルメディアが普及するにつれてオンライン上で実名で発言することの抵抗感が薄れています。実名、顔だしで情報を発信することによって、従来は表に出る機会が少なかった一般社員のみりょくが現れるようになってきています。社員お仕事へのこだわりや専門知識、ユーザーとのやりとりなど、日々の投稿やfacebookページの特設ページを通して伝えることで社員の個性や長所を伝えることができます。これにより、「A社」に仕事を発注するというよりも、「●●さんに仕事を頼ん見たいから、A社に問い合わせる」というケースも出てきています。ショップやサービス業などでも、「Bというお店の●●さんのセンスが信用できる」というようなこともあるでしょう。

魅力的な社員が感謝の価値を高めていくということが認知されるにつれ、企業として社員のオンライン、オフラインでの情報発信を推奨するような動きが出てきています。こうした従業員のスキルを積極的にアピールする取り組みは「エンプロイーブランディング」とも呼ばれています。

facebookページはまさにエンプロイーブランディング(社員の持っている個性がその会社や商品の価値を上げるという考え方)をするのにうってつけの場所です。社員を紹介するページを用意したり、facebookページに投稿するときに、例えば「●●●●です」と実名を名乗ることで従業員の個性を出すこともできるでしょう。

実際、シアトルにある美容院ではfacebookページで美容師1人1人が自分のアルバムを持っており、自分がカットした顧客の仕上がり写真を公開しています。これにより美容師の得意なカットや傾向が来店する前からわかるようになっています。

この例のようにfacebookを通したやりとりを通してあらかじめ人となりやサービスの品質を知ってもらう、されには信頼を築くということができれば、まだお店に足を運んだことのない顧客も安心して来店できますし、コミュニケーションもスムーズにいくはずです。

◼︎個人アカウントも情報発信の場に

facebookページの社員紹介のページで個人アカウントとリンクさせている企業も あります。リンク先を見れば、その社員が普段どんなことを考え、どんな人と購入しているかがわかります。以前紹介したように、facebookには友達にならなくても相手の投稿をニュースフィードに表示できる「フィードの購読」という昨日があるので、魅力的な人のアカウントにはフィード購読者が集まります。

中小企業の社長などで一般的な知名度はなくても、多くのフィード購読を買う得し、ユーザーから共感を得ている人もいます。友達以外のユーザーに対して情報を発信できるフィード購読の良いところはふとした発言がきっかけで思わぬ出会いを生むことがあることです。例えば「web開発ができる人材が欲しい」「販売に協力してくれるパートナーがいるといいな」といった何気ない投稿が広がって、実際に人材採用につながったり、パートナー企業が見つかったりということも起こっています。

facebookを通したオンライン上の活動が現実の営業活動を後押ししたり、信頼を傷雨ことができるのは、facebookページを運用する上で大きなメリットになります。あらかじめこうした効果も潜在的にあるということを意識しながら情報発信をしていきましょう。

  • コラム「エンプロイヤーブランディングは職場環境をアピールすること」

最近米国で注目されている手法には「エンプロイヤーブランディング」というものもあります。

エンプロイーブランディングが従業員の個性や能力をアピールする手法だとすると、エンプロイヤーブランディングは雇用主の立場で職場環境、労働環境を向上させ、働く場ととしての魅力をアピールすることです。

例えば、供与休日、強化制度といった勤務条件から昇進制度、社風などの環境面、福利厚生まで通して、企業独自で快適な職場環境を整えます。例えば、Googleはセンターやマッサージルームなどストレスを軽減させる設備やスポーツジムなどの健康を増進するための設備などが充実しています。

facebookをはじめとしたソーシャルメディアが普及するにつれて職場環境を改善するという視点も企業活動を支える上で重要視されるようになっています。職場環境などは従来アピールする機会はそれほどありませんでしたが、ソーシャルメディアによって企業が情報を発信できるチャンスが増える中でこうした従業員のための制度お企業の取り組みとして紹介できるようになりました。また従業員達も自社の職場環境について情報発信をできるようになりました。従業員が仕事内容だけでなう、職場環境に満足して一緒に働くメンバーを誇りに思えるようになることで、より成果を上げるという効果もあります。

エンプロイヤーブランディングは人材採用においても効果を発揮しています。優秀な人材の採用、経験豊富な人材の維持といった観点からもエンプロイヤーブランディングは効果があるのです。